Training contents 研修コンテンツ

特別支援学校における情報教育・プログラミング教育の展開

プログラミング的思考を含んだ情報活用能力育成は、現行の学習指導要領から学習の基盤となる資質・能力として新たに明記されましたが、特に知的障害のある児童生徒が学ぶ特別支援学校では、情報活用能力育成やプログラミング教育が十分に広がらないことが全国的な課題となっています。この研修では、知的障害特別支援学校における情報活用能力の育成やプログラミング教育について、授業の様子や理論的な解説を交えて考えていきます。

知的障害特別支援学校小学部におけるプログラミング教育の実践と意義

知的障害特別支援学校小学部の自立活動の授業で、プログラミングツールを用いてプログラミング的思考の育成や個々に応じた学習のねらいの達成を目指した授業実践の例を紹介します。全国的には、知的発達の遅れを伴う児童生徒に対するプログラミング教育はなかなか実践が進んでいない現状がありますが、本実践と、特別支援教育と情報教育の専門的な視点での解説を通して、知的障害児にとってプログラミング教育の意義について考えていきます。

知的障害特別支援学校中学部における情報機器の基本的操作スキルの育成や家庭との連携に取り組んだ情報教育の実践と意義

知的障害特別支援学校中学部の職業・家庭(職業分野)「情報」の授業において、タブレット端末の基本的操作スキルを日常的に育んだ実践や、親子ICT教室の実践を紹介します。また、各教科と連携して情報活用能力育成に取り組んだ実践も紹介し、特別支援教育と情報教育の専門的な視点での解説や本実践の教育的意義の整理をします。加えて、実践者と専門家とのセッションを通じ、知的障害児にとって情報教育の意義について考えていきます。

知的障害特別支援学校高等部における情報教育を軸に各教科と関連させたカリキュラムマネジメントの実践と意義

知的障害特別支援学校高等部の情報の授業について紹介します。本校では、一人一台タブレット端末環境に対応するため、科目「情報」を設定しました。情報教育を軸に、各教科におけるタブレット端末の学習利用が広がり、情報活用能力育成へとつながっていきました。この動画では、「情報」の授業と各教科の授業実践を紹介し、情報教育と特別支援教育の専門家の視点による解説を踏まえ、カリキュラムマネジメントの実践とその意義について考えていきます。