教師等の児童生徒性暴力について、2022年4月に施行された児童生徒性暴力防止法の解説を始め、性暴力の発生の基礎的な理論について、予防の観点から説明します。また、校内研修で活用することのできる、架空の事例を用いた研修動画教材も前後編に分けて公開しています。性暴力の防止に向けて教師が個別に取り組むことのできる教材と、集団での研修に用いることのできる教材から構成された研修コンテンツです。
教師による児童生徒性暴力は、決して起きてはならない深刻なことだと誰もが理解しています。しかしながら現実に性暴力事件は生じている事実を鑑みると、どうして起きたのか、予防のためにできることは何かを具体的に検討していく必要があります。本動画研修教材では、性暴力事件を起こした教師に焦点化した具体的な事例の検討を行うことを通して、これらの課題に取り組むものとなっています。また、研修のスタイルは職員研修等のグループで実施することを想定したものです。
以下から資料のダウンロードをお願いします。
ワークシート
担当講師:高岸幸弘(熊本大学大学院人文社会科学研究部・准教授)
教師による児童生徒性暴力が深刻な問題であることの理由の一つは、被害者となった児童生徒に長きにわたる深い苦しみを与えてしまうことです。本動画研修教材では、性暴力事件の被害者となった児童生徒に焦点化し、性暴力事件がどのような影響を及ぼしたか、児童生徒はもちろん、事件に関係する人や社会に及ぼす影響を考えていきます。また、研修のスタイルは職員研修等のグループで実施することを想定したものです。
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ワークシート
担当講師:黒山竜太(熊本大学大学院教育学研究科・准教授)
教職員による児童生徒性暴力は起こしてはならないことを誰もが理解しています。しかしながら、実際に起きた性暴力事件をみてみると、児童生徒性暴力に対する認識が十分でなかったために生じたものも少なくありません。本動画教材では、実際に学校現場で目撃された、性暴力につながりうる教師の言動について、シンポジウム形式で紹介します。教師の教育活動を縛るものとしてではなく、性暴力について今一度考えてみる機会を提供することを目的としています。
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チェックリスト
話題提供:高岸幸弘(熊本大学大学院人文社会科学研究部・准教授)
黒山竜太(熊本大学大学院教育学研究科・准教授)
秋月百合(熊本大学大学院教育学研究科・准教授)